おかえりなさいWelcome Back
concept
全館畳敷きの宿
畳は日本で生まれ育ち、発展してきた固有の文化です。古くは奈良時代の「古事記」に畳の記述はあり、今日まで、畳文化は引き継がれています。
最初はござのようなものを重ね、寝具としていましたが、平安時代になると、畳は上流階級における権力の象徴へ。「置き畳」のようなものを必要な場所に置いたり、部屋の一部に畳を敷いていたようです。畳縁もまた、位によって使用できる素材や柄が定められていました。
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その後、室町時代から安土桃山時代にかけての茶道の発展により、日本建築が大きく変化します。茶室や四畳半という概念が生まれ、畳は部屋全体に敷き詰める様式になりました。合わせて日本人は正座をするようになりました。つまり畳が「正座」という座り方を確立させたのです。茶道のほかにも書道、華道、柔道など、日本に根づく「道」がつくものはすべて畳と深いかかわりが。畳が日本人の精神をつくり上げた基盤と考えられます。
しかし近年、畳が日本人の生活から縁遠くなっています。外国と同じような暮らしは便利ですが、日本人なら、畳の上で過ごす穏やかな時間も忘れたくありません。い草の青々とした香り、足を乗せたときの優しい風合い。だれもが感じる一種の懐かしさはつまり、日本らしさ、なのでしょうか。時代を経てその形や様式は変わっていますが、いつでも、敷いているのは「ニッポンの心」なのです。
空間、料理、おもてなし。美しい日本の四季を隅々に取り入れて、楽しむことができるのが旅館です。そして日本の伝統や文化が凝縮されているのも旅館。一歩足を踏み入れると、初めて訪れたとしても、どこか懐かしく、心落ち着く特別感に包まれるでしょう。
天童木工の家具が映える畳のロビー。館内は日本庭園を取り囲む回廊の造りとなっており、いたるところで庭園を眺める事が出来ます。素足や靴下のまま畳の感触を味わい、寛ぎのひとときをお過ごし下さい。
Hospitality
Hospitality
「人に優しい」ユニバーサルデザインを
取り入れています
つるやでは、高齢者から子供、外国人旅行者にも安心して快適にお過ごしいただける宿づくりを目指しております。
つるやの取り組み
- 全館畳敷きの宿
- 障害者等用専用駐車スペース
- 玄関のスロープ
- ロビーに多目的トイレがあります。
- オールフラットのユニバーサルデザイン露天風呂・ダイニング付客室(1部屋)があります
- 部屋に段差はありますが、使いやすいユニバーサルデザインを意識した部屋が多数あります。
※部屋により使い勝手が違いますので詳細はお問合せ下さい - 殆どの部屋にシモンズのベッドが入っております。
- 車椅子でもご利用いただける食事処が多数あります。
- 大浴場も車椅子でご利用いただけます(シャワーキャリーの貸出しがあります)
- 旅館はほぼ平屋の2階建ての造りですがエレベーターがあります。
- 観光庁の心のバリアフリー認定制度を取得しております。
- 畳用の車椅子やシャワーキャリーの貸出しがあります。
※より安心して快適にご利用いただけるよう、これからもポイントを増やして参ります。